薄毛・細毛になり進行するのは「体全体の影響」と考えて手当を組み立てたほうが治りやすい。
血管を道路にたとえると「末端の細い道路まで酸素や栄養を運ぶ」道路に欠陥(道路が狭くなっている、障害物がある)があると毛根まで届きません。運んでいる栄養や酸素に問題があっても毛髪は育たないのです。
また頭皮の血管の状態だけを解決しようと育毛剤やマッサージをしても、体全体の道路(血管)に問題があれば、結局は薄毛・細毛は解決できません。
たとえば頭皮にうっ血がある場合、足から全体の血流をよくしていく手当が必要です。
足のマッサージをして血流をよくしてから頭皮のマッサージをすれば効果的です。
東洋医学では「髪は腎臓が司る」としています。
たしかに腎系の機能が低下している人は、悪化しやすい。いったん薄毛・細毛が進行すると治りにくいので、兆候が見えたときに予防することをおすすめしています。
また呼吸器系が弱い人は白髪になりやすく、肺が腎臓を助けている関係なので有酸素運動で酸素を取り入れ汗をかくようにする運動をしたほうがいい。
また腎臓は「冷え」の素、水を支配しており、余分な水を抱える「水毒」状態だと薄毛・細毛になりやすく、治りにくい状態となります。
薄毛・細毛の原因は女性と男性では少し違います。
女性ホルモンが低下し冷えが強い女性には育毛のためでなく体の健康と元気のために、「理気美健」または「理気元素」を3ヶ月ほど続けることをおすすめしています。
人により感じられる作用が違い「冷えがなくなった」「オシッコがよくでる」「おなかがすく」「関節の痛みがなくなった」「体が温まる」「朝、すっと起きられる」「風邪を引かなくなった」などいろいろです。なかには「お酒がよく飲める、悪酔いしない」などの例もあります。
老齢化がすすみ、「毎月の医者通い」とか「山ほど薬を飲む」健康より、「歳を取っても健康で元気に活動」のほうがいい。
腎臓は細い細い管で老廃物をコシ取り、水を再生して使っています。
若いうちは腎臓の働きがいいので、少ない水を循環させて機能しています。しかし歳とともに腎臓の働きは低下して、たくさんの水をひつようとするようになります。
そのため腎臓の負担を軽くして余分な水を老廃物とともに排出することは「疲れにくい体」「回復しやすい体」をつくり、老化の進行をゆるやかにします。
腎系に支配されている毛髪の薄毛・細毛状態を改善するためには「体の中からも」整える必要があることが多いのです。
また健康維持のためにもそうしたサプリメントが必要です。