脱毛部位により手当は違う

脱毛部位により手当は違う

いちばん多い頭頂部の薄毛・細毛

女性の薄毛

頭皮の頭頂部位は緊張してピンと張っている状態になることが多く、血液が流れにくい状態になりやすいため、薄毛・細毛になりやすい。

また血管を道路にたとえると、頭頂部の血管は細いため流れにくく、毛根に酸素や栄養を運んでいる末梢の血管は髪の太さの1/10以下と細いため、血の粘度、血管の柔軟性などで交通渋滞(うっ血)がおこり、血流が抑制されることが多い。

その状態を改善しようと育毛剤を使うことが多いのですが、育毛剤の効き目は「持続時間」が短いため、育毛剤の効果だけに頼る手当は「効果が現れない」ということが多い。

薄毛・細毛の部位と原因をよく確かめて手当を組み立てる必要があります。


ひたいの後退、前髪が伸びない

ひたいの後退

ひたいに近い前額部は「前髪に隠れて」薄毛・細毛が見つかりにくい。

頭頂部はつむじを中心に髪が前後左右に別れているので、地肌が見えやすく、薄毛・細毛の兆候もすぐ見分けられます。

しかし、前額部は前髪に隠れて見分けにくいため、見過ごしやすいが、頭皮のチェックでかんたんに見分けることができます。

前髪が伸びない、毛が細くなりコシがなくなってきた、白髪が目立つ、などの信号が出たらすぐケアした方がいいのです。


ひたいの改善期間は他の部位の3~5倍もかかる

ひたいの後退

頭頂部の髪は1ヶ月に約1cmほど伸びますが、ひたいの生え際の髪はその1/2~1/5くらいしか伸びず、老化するほど伸びなくなります。

したがって生え際の改善には通常の3~5倍の改善期間がひつようです。

また進行させて「顔の皮膚」にならないうちに手当をすること。

後退してしまいうぶ毛状態になってから、あわてて手当をしても元には戻りませんので、うぶ毛にならないうち、顔の皮膚にならないうちにケアすることがひつようです。

男性の場合は進行が早く激しいので、兆候が見えたときにすぐ「本格的な手当」をしないとじりじり後退させてしまうケースが多い。


側頭部の薄毛・細毛

側頭部

側頭部の抜け毛は「甲状腺の不全」を調べてみましょう。

甲状腺の不全による薄毛・細毛は、男性よりも女性に多く、側頭部が抜ける場合は、まず病院で検査を受け確かめることをお勧めしています。

もちろん病院の治療と平行して、髪のケアは当店でおこないます。

体の方が回復しても、いったん頭皮が老化すると髪が細くなったり髪質も変わるなど、やはり育毛が必要になります。


↑ PAGE TOP