円形脱毛症はカウンセリングが必要

円形脱毛症は、まずカウンセリングを

気の病は「気」で治す

円形脱毛症は尋常性と難治性に分類され、比較的かんたんに回復する尋常性に比べて難治性は長い時間と精神的な負担を抱え、治癒してからの再発率は３０％以上もあります。

円形脱毛症の原因はいろいろありますが、ストレス、それも本人は感じていない気の病に冒されているケースが多くなっています。（無意識界）

だから薬や外科的な施術だけでは解決しないケースが多く、「病院ショッピング」という言葉がうまれるくらい、あちこちの病院を訪ね歩いても解決せず、ネットでの相談を片っ端から受けている人も多い。

その精神状態こそ「治らない原因」につながっているので、カウンセリングが重要で解決の糸口となります。

残念ながら現代の保健医療ではカウンセリングの点数は低く、たくさんの患者を診るために時間をかけてカウンセリングをおこなうことはできないのです。

怖い社会適応性の問題

慢性的な症状は、周りとのつきあいがうまくできない（苦痛になる）、一人のほうが気楽、受け身の精神状態、など知らないうちに 社会適応性が変化していきます。

つまり気の病なのです。

目に見える円形脱毛症を治すだけでなく、本人が自覚していない心のひずみも同時に治していくことが必要なのです。

だから円形脱毛症の手当は次の4つが必要となります。

１．円形脱毛症の外部からの治療と内服
２．シャンプーなどの手当法
３．生活に関する養生法
４．カウンセラーによる心のケア

治療法＋手当法＋養生法＋心のケア

円形脱毛症の再発率は３０％以上と高く、再発を繰り返すたびに条件は悪くなっていきます。
この４つを平行して行うことで再発はある程度予防でき、心のひずみも解消できます。

あらゆる病気にもいえることですが、病気になったら寝ていられる人ばかりではありません。
病気を抱えながらでも働かなければならないし、働らかなければならないから、治療法だけでなく早くよくなるための手当法
（シャンプーなどのやり方や頭皮マッサージ、育毛剤の併用など）、生活していくための養生法や注意事項が不可欠になります。

またじぶんの体質や原因を知り、無意識に起こっている心のひずみの回復と、再発を防止していく総合的なケアが必要なのです。

ネットショッピングは止めよう

おなじ毛髪の悩みでも円形脱毛症のメールは心のひずみを表していることが感じられるものがたくさんあります。

一方通行でじぶんの知りたいことのみを質問してくる。
名前も書かない、感謝の言葉もない、行動も起こさない。
この精神状態が治りにくくしています。

このような心を開かない状態で、カウンセラーからいいアドバイスがもらえるはずがなく、 重要なアドバイスをもらっても心を動かさなければ、結局は当たりきりの回答しかもらえません。

このような状態の人をたくみに利用する人、だます人も多い。
しかし良心的な人のほうが圧倒的に多い。

ネットで姿や背景が見えないからこそ、礼節を重んじ信頼関係を結ぶべく教えを請う心根がほしい。
それが欠如していけば心の荒廃が進みひずみは大きくなるばかりなのです。