兆候とは症状(疾患)の前の段階のこと。
見つけにくい兆候を見つけ、その段階ですばやく予防手当をするとカンタン。
たとえば、薄毛で地肌が見えてきたら「本格的な改善手当」が必要。手当にはいろいろな商品が必要となりますし、改善には長い時間を必要とする。
しかし「兆候」の段階なら「かんたんな予防手当」で未然に防ぐことができます。
女性の場合、頭皮用シャンプーだけで回復した人はたくさんいらっしゃいます。
改善のための手当に必要な労力・費用・時間を10としたら、予防手当はたったの1(改善手当の1/10)でいいのです。
髪がひどく傷んでいる女性が増えています。
でも損傷の原因は大別して「物理的損傷」と「老化による損傷」の2つに分けられ、手当法も大きく違ってきます。
① カラー、パーマ、ブラッシング、シャンプー、紫外線などで損傷していく物理的な損傷。
② 頭皮や髪を作る組織が老化して「傷みやすい毛しかつくれなくなる」のが老化による損傷。
どちらの損傷毛も改善できますよ。
わたしはお客様に「あなたはどちらの損傷」かを説明して、実際に手当をして見せます。
そしてその上で、家庭でおこなう手当を組み立ててあげています。
家庭でその通りに手当をしていれば、髪質そのものがよくなっていきます。
テレビで育毛サロンのCMをよく見かけます。
わたしの店にも育毛サロンの体験者が来られ、話を聞くとすごい金額を使われています。
なけなしのお金、またはローンまで組まれています。
そんな話を聞くと「兆候のうちに予防していれば」とつくづく思います。
予防ならシャンプーだけでも予防できるケースも多く、そんなにすごいお金や労力を使わないで予防できることが多い。
兆候が見えたときは「すでに毛穴の中ではもっと進行している」状態になっていますが、かんたんな手当で回復させることは可能です。
だから、髪の悩み、気になることは、まずわたしに相談してください!
鏡で見て髪はまだたくさん生えていると安心してはいけません。
毛穴の中ではゆっくり薄毛・細毛は進行しています。
外見ではほとんど分かりません。
しかしカウンセリングをし「テスト施術」をすれば、どのくらい進行しているかが分かります。そしてしっかりした手当を組み立てることができるのです。
現れている症状で手当を決めると失敗しますよ。
よく「脂漏性です」とか「毛穴か詰まっている」などといわれたり、じぶんで判断して失敗するケースがありますが、脂漏性や毛穴のつまりを改善したからといって薄毛・細毛が改善できるということはほとんどありません。
そんなにかんたんに決めた手当で治るほど薄毛・細毛は単純ではないのです。